ダイエット効果の高い水中歩行の歩き方

水中歩行ダイエットの効果は?

 

水中運動は水中を移動することによってかかる抵抗のため陸上運動より消費エネルギーが大きいことはたしかですが、水中歩行ダイエットと陸上のジョギングダイエットでは同じ程度の効果しか望めません。

 

というのも、人間はいつでも歩いたり走ったりする陸上の動物ですから、つねになんらかの形でカロリーを消費する運動をしています。競泳の選手でもないかぎりプールに行く時間は日常生活のなかのほんの一部分。水中運動の消費カロリーが大きいからといって水中歩行ダイエットに過大な期待をかけるのは禁物で、陸上運動とうまく組み合わせて水中歩行を実践するのがかしこい方法でしょう。

 

水中歩行ダイエットの効果は、
1:体温より低い水温のなかでは、奪われた熱を取りもどそうと体内で脂肪が燃焼する、
2:水中では抵抗が大きいため歩くだけで相当な運動量になる、
3:水圧を受けると肺に負担がかかり腹式呼吸になるため、より早く有酸素運動を実践できる、
4:水の浮力が腰やひざなど間接への負担を軽減し、水流によるマッサージ効果も得られてストレス発散効果もある、などの点が挙げられます。

 

また陸上と同じ酸素消費量の運動を水中で行うと、水中のほうが脈拍数が低くなることから、少ない脈拍数で陸上よりも多くカロリーを消費できるとされています。